子どもたちへ

2021年1月現在 6ヶ月の娘と5歳の父。君に遺したい記憶。言葉を綴ります。本棚の片隅にある日記を見つけたくらいの感じで読んでもらえたら。

1歳の君へ

1歳。

父となって1年が過ぎ、生活も君中心の生活になった。

仕事も早く切り上げるようになった。

家事もそこそこしている。

ママとの関係もまずまず良好だ。

それもこれも君がいるから。

ママと結婚して4年目にして君を授かった。

君がいなかったらと考えるともしかしたらママとの結婚生活も

ダメになっていたかもしれない。

「子はかすがい」とはよく言ったもので、

本当に君が生まれてから私たち夫婦の関係は本当の夫婦に

なったのかもしれない。

君の存在は本当にかけがえのないもので、

君がいない生活はもう考えられない。

君が初めて歩いた日。

いつだったかな・・・?(笑)

危なっかしくヨタヨタと歩く君をそばでサポートしながら

転ばないように転ばないようにと手を出していたっけ。

今思えば、転んでも君は何回でも立ち上がる強さが

あったのだから、そこまで手を出さないほうがよかったのかな。

でも、どうしても危なっかしくて。

テーブルの角に頭をぶつけるんじゃないか。

後ろにひっくり返って頭をぶつけるんじゃないか。

階段から落ちるんじゃないか。

そんな心配ばかりしてたっけ。

そして君がはじめて「パパ」といった日。

その時、父は君を抱っこしていた。

君をさらにめっちゃ抱きしめた。

自分がパパと呼ばれた日。

それは君とパパの記念日だ。

でも・・・日にちは・・・ね(笑)