子どもたちへ

2021年1月現在 6ヶ月の娘と5歳の父。君に遺したい記憶。言葉を綴ります。本棚の片隅にある日記を見つけたくらいの感じで読んでもらえたら。

4歳の君へ③

君は4歳になってからもたくさん熱を出した。

風邪はもちろん、

溶連菌やらヘルパンギーナやら今まであまり馴染みのなかった病気たちにやられていたね。

その度に病院に通い、治るまで心配が続いて。

特に高熱か出て君がくったりしているときは、

家の中が静まりかえっている感じだったよ。

そして、初めて救急車も呼んでしまった。

そのとき、めったに「痛い」と言わない君が「お腹と頭が痛い」って顔を歪めたんだ。

おとーさんも、おかーさんも、焦って救急車呼んで、病院に駆け込んだ。

結局、大事には至らず、無事に回復したから良かったけど、あのときは本当に焦った。

今、君が屈託なく笑うその顔は本当に父の宝物です。

感情豊かな君の表情はどんな時でも父の眼に焼きつきます。

これからもとにかく元気に成長してください。

それだけが父の願いです。